世界一周の方法

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世界一周と聞くと、旅して回るだけの長い休暇日数と莫大なお金がかかると思われがちですが、実は最低日数は一週間(またはそれ以下)もあれば定義上世界一周は可能であり、費用も30万くらいでできちゃいます。

今回はどんな世界一周方法があるのか4つの例で見ていきたいと思います。

世界一周の方法

イギリスとアメリカの2ヶ国で世界一周を達成する?

世界一周の定義というのは、日本を経由することなく大西洋と太平洋を渡って地球を一周回ることですから、アジア経由でイギリスへ行き、大西洋を渡りアメリカへ行く、そして太平洋を渡り日本に戻る。

世界一周です。

わかってます、そんなことが聞きたい訳ではないと。。。

ただこの方法、実際の需要としてはあると思っていて、

特に、日本で会社員として働いているとまず世界一周なんて無理と思いますよね。

ただ、一週間と30万円あれば2ヶ国の観光(ただし1都市でしょうか。。。)もできて世界一周もできるよ。ということです。

この方法は以下のような方に向いているのではないかと思います。

限られた日数でしか旅行にいけない人
とにかく世界一周(という響き)を達成してみたい人
費用は出来るだけ抑えたい人

極端な例ですが、2020年の7月あたりで見てみても、

東京ーロンドン(フィリピン経由) 約5万1000円

ロンドンーNY 約5万8000円

NYー東京 約7万〜9万6000円

航空費は20万くらいですね。

流石にそれはちょっと〜。。。

時間はないけれどお金はある。もっと中身のある世界一周がしてみたいという人は次です。

世界一周航空券でルートを確定してから回る。

こちらは世界一周堂というところが出している世界一周航空券です。

事前に相談し、日程・ルートを組んだ上で、出発します。

特徴として、航空券の種類だけでも12パターンあり、大陸制、マイル制、飛行機のクラス制、などで別れています。

実は私も最初は世界一周航空券を使って旅しようとしていましたが、

自分で格安航空券を混ぜてとる方が費用が抑えられるということと、どこにでも飛べる訳ではないので、自分の行きたい国へのフライトが含まれていないことなどがあり、最終的には利用しませんでした。

モデルコースの紹介や世界一周セミナーの開催など、目を通して無駄なことは内容に感じましたので、世界一周を考えている人は一度、世界一周堂さんのページをみてみるといいと思います。
(私はモデルコースなど大変役に立ちました。)https://www.sekai1.co.jp/rtw/one/index.html

サイトをみる限りでは
3大陸 335,000円
26,00マイル以下 323,200円 が最低価格のようですね。
TAX(出国税・空港施設利用料・保険料等)は別途。

日数は、モデルコースでは最低8日間〜が掲載されていますね。
航空券の有効期間は1年なので、8日〜365日の旅が可能ですね。

HISでも世界一周旅行オーダーメイドなるものがあるようです。。。

当時は世界一周堂一択だったような気がします。

自分でルートを組んで、航空券を購入する

簡単に言えば、旅行会社や上記の世界一周堂さんがやっていることを自分でするパターンです。

世界一周中に出会った人の中で最も多かったのがこのパターンです。

自分で行きたいところがはっきりしていたり、またははっきり決まっていない人など、様々ですが、全て自分でするという労力がかかるのはもちろんです。

世界一周ツアーに参加する

ピースボートや世界一周クルーズで優雅に、そしてのんびり世界を回る。

一番安全で良くも悪くも楽な方法だと思います。

約3ヶ月を船上で暮らしながら約15〜20ヶ国を回る旅です。

ただし、お値段が優雅すぎて、JTBのクルーズなんかは一番安くて4875,000円。

桁が1つ違うで!!

ピースボートは約140万くらいからあるようです。早割等でもっと安く行くことも?

しかし、ピースボートの良い点は

タダ乗りが可能だということです。

事前にボランティアスタッフとして活動することで世界一周旅行費用を貯めることができます。
詳しくはこちらから

ボランティアスタッフ割引の対象になるのは、基本料金(船賃)の部分のみですが、100万近くを無料でいけるというのは大きすぎますね。年齢制限もあるようですが、、、

実際にはそれ以外にかかる費用、例えばオプショナルツアー代、現地での買い物代など、全く0円で行くことは厳しいとは思いますが、、、学生さんや時間がある人にはとても良い仕組みですね。

無料で資料請求はこちら!

実際に世界一周した方法

世界一周 方法

上記で紹介した方法の中の3番目、

〈自分で何もかもやってしまう方法〉で世界一周しました。

理由は3つ
①仕事をやめて行くと決意したので、期間は無限。とはいっても資金が許す限りと考えていた
五大陸を回るつもりだった(南極大陸以外)
③出来るだけ費用を抑えてその分長く回りたかった

以上のことから在職中に3ヶ月かけてじっくり準備をし、決意をしてから半年で飛び立ちました。

世界一周 準備

クレジットカードの発行

まずは在職中にしておくべきことはクレジットカードの発行です。

カードの選びの条件は色々違うと思いますが、私の場合は
海外旅行保険がついている
(日本を出た時点から3ヶ月のもの / 海外でカードを利用してから3ヶ月のもの)など、基本的には3ヶ月が有効期限なので、それ以上の期限を考えている人は海外旅行保険にきちんと入った方が良いですね。

ちなみに私は1周目は海外旅行保険に入り、2周目は海外旅行保険付帯のカードに頼り、3ヶ月経過後に海外の保険に入りました。

現時点では日本を出た後に入れる日本の海外旅行保険はありません。

私は2周目の3ヶ月が切れる頃にドイツの保険に入りました。南米に行く直前で、やはり危険が伴う可能性もあったので保険は必須です。申請には英語が必要になりますが、それほど難しくなく、ネットですぐに申請、カードで支払いができました。

ラウンジが無料で使えるプライオリティカードがついてくる

世界一周をしていると国際線の空港利用がたーくさんあります。そんな時に充電でもして、飲み物でも飲みながら次の目的地の情報を調べることができたら良いですよね。

2年間で空港泊したことも1ヶ月くらいはあったかな。。。出発前だったら3時間前にはチェックインできるのでシャワーを浴びてご飯を食べてとできるので、良いですね。

私は世界一周に出る前、仕事があるうちに楽天プレミアムカードに入会し(2年目以降年会費あり)無料でついてきたプライオリティカードを海外の空港で使いまくっていました。

ちなみに私が2015年に申し込んで、今も使用しています→楽天プレミアムカード

年会費がかかりますが、今はポイントがかなりついてくるので初年度無料と変わらないですね。

プライオリティパスは2年ごとに更新が必要ですが、今でも無料で使用できています。当時は日本で使えるところはなかったのですが、2019年11月現在は成田空港で使用できますので、海外へ良く行く人は作った方がお得ですね。それ以外にも今は国内線でこれだけ使えるんだって、知らなかった。。。

<北海道>新千歳空港 函館空港 旭川空港
<東北>青森空港 秋田空港 仙台国際空港
<北陸>新潟空港 富山空港 小松空港
<関東>成田国際空港 羽田空港(国内線のみ)
<中部>中部国際空港セントレア 富士山静岡空港
<近畿>関西国際空港 伊丹空港 神戸空港
<中国>岡山空港 広島空港 米子鬼太郎空港 山口宇部空港 出雲縁結び空港
<四国>高松空港 松山空港 徳島阿波おどり空港
<九州>福岡空港 北九州空港 大分空港 長崎空港 阿蘇くまもと空港 鹿児島空港
<沖縄>那覇空港<海外>ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 韓国/仁川空港

年会費を払いたくないという方は無料のカードもあります。プライオリティパスはついてきませんが、海外旅行保険はついているので【(条件として旅行前に出発の交通費や旅行代金をカードで支払うことが条件)←飛行機チケットとか絶対カードでとりますよね。】3ヶ月以内の旅行に行くならば特しかないカードですよね。無料だし。

年会費無料の楽天カードはこちらになります→年会費永年無料の楽天カード

ラウンジ利用はさておき、海外旅行保険がついてくるのは本当に心強いです。なので楽天カードに限らず、海外旅行保険を付帯している年会費無料のカードならば作っておいたほうがいいと思います。

VISAとMASTERの二枚は最低でも持っておく

国によってはどちらかしか使えないという国がありますので、両方持っておいたほうが良いです。
また、何かしらトラブルがある場合もあるので(盗難やATMによるカードの吸い込み)3枚あると安心かなと思います。私は年会費のあるカード(master)一枚、年会費無料のカード(VISA)を二枚の計3枚を持っていました。2019年現在はMasterとVISAの1枚ずつしか持っていません。

パスポートの発行

日本を出られません。
10年有効 16000円
 5年有効 11000円

ビザの発行

電子ビザやアライバルビザを発行できる国も多いですが、

日本にいないと取得が難しいビザ(ロシアなど)もあるので、

行きたい国のリストができたらビザの有無を確認しましょう。

絶対。

ただ、電子ビザなどは発行からの期限が決まっていますので、早く取り過ぎてもいけないですね。

大まかなルートの確認

絶対に行きたい国をリストアップし、それらを線でつなぐと大まかなルートが見えてきます。

私は大きな世界地図を買い、付箋をつけていきました。

英語にあまり抵抗がない人や得意な人は北米スタートが良いと思います。

出会った旅人の中ではアジアをスタートにする一周者が多かったですが、個人的には生活感のギャップや途上国ならではの不安な面が多かったので、アメリカスタートにしました。

チケットの購入

国によっては(アメリアや南米など)帰りの航空券が必要になりますのでその確認も必要です。

アメリカは出国のチケットがカナダやメキシコなどの隣国ではダメなので、キャンセル可能な日本へのチケットを買うかそれ以外の国へ出国する必要がありますね。

その点で言えば、世界一周航空券を持っている人は安心ですね。

私はそれを知らなくて、危うく世界一周の初日に日本を出国できないところでした。。。

シンガポール航空のカウンターでキャンセル可能のリターンのチケットを購入し、無事飛びましたが。

宿泊先を予約

宿泊先が決まってない状態で荷物を持って知らない土地でウロウロすることほど不安なことはありません。

直近で良いので、ホステル等の予約はしておくと安心です。

あとはツアーやレンタカーなど計画によっては事前に予約した方が良いものもありますね。

予防接種

世界では色々な病気に感染する可能性があるので、予防するに越したことはありません。少々お金もかかりますが、安全な旅をするなら受けておきましょう。(黄熱病や狂犬病など)

入国時に黄熱病の予防接種を受けた証明になるイエローカードの提示を求められる国もありますので、南米やアフリカを予定している人は必ず受けましょう。

必要な荷物の準備

どうしても不安で最初は荷物が増えますが、人が生活しているところに行く限りは現地で調達できるということを念頭に置いておきましょう。

荷物が少ないほど快適な旅ができることは間違い無いです。

スーツケースとバックパックの二択があると思いますが、スーツケースは移動や乗り物でお金がかかることが多いです。

自分の旅のスタイルに合ったものが良いですね。自分にとっての必需品は安心材料でもあるので、あまり無理はしなくても良いとは思います。

ただ、理想は7kgです。(LCCで持ち込み可能サイズ)

私、1周目→17kg
2周目→15kg 全然反省が生かされておらず、こりごりしました。

その後のワーホリへは7kg機内持ち込みを実現しました!!

質はどうであれ、本当に現地調達が一番楽ですし、無駄がないです。

役に立つアプリに関する記事はこちらです→世界一周に役立つアプリ7選

世界二周目に選んだ方法

世界一周目と同じスタイルでスペイン巡礼をスタートに

日本→スペイン から西回りに10ヶ月かけて世界一周

世界一周中にスペイン巡礼の存在を知り、絶対にやりたいと思い(当時は次のフライトや荷物の関係で非常に厳しく、スペインに戻ることを決意)世界一周の帰国から3ヶ月で再び出発。

スペイン巡礼の記事はこちらから→スペイン徒歩横断

世界三周目の希望

世界長期旅行から戻ってきてからも短期で海外はいったりしていますが、まだまだ飽き足らず、次にするなら絶対ツアー形式の世界一周!!

とにかく色々人に委ねながらのんびりしてみたい!!

実際にピースボートは登録をし、東京へいった時にボランティアもしてみましたが、

なんせ田舎に住んでいるのでボランティアの機会があまり作れず、

お金を貯めて行く方向で考えています。

まだ行ったことのないベネズエラスリランカに行けるボートがいいなぁぁぁ

以上、世界一周の方法でした。