外から見た日本

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 世界を旅したことのある人が良く言葉にしていると思うのですが、外に出てみれば日本という国を客観的に見ることができ、日本の良さを改めて感じルことができます。
 典型的なものとして、水道水を飲むことができる、トイレが無料でペーパーまでもらえて、更に便座が付いていて温かい時もある(最高かよ)、24時間いつでも欲しいものが買える、チップなしで良いサービスを受けられる、交通機関が時間通りだ、ツアーなどで嘘や詐欺がない、などでしょうか。これらが当たり前のこととして育った人たちは海外(発展途上国では特に)での生活しづらさやストレスすら感じることでしょう。
 ただ、私は日本の異質性というものも少なからず感じており、なんだかとても疲れる国だということは他の人同様に感じていました。それ以外にも日本人と他の国の若者(特に10代〜30代)を比べた時に、日本人は他と比べて


①国の歴史や政治についてほとんど知らない
②自己投資として、勉強や教育よりも、外見を磨くことにお金を使う
③日本が一番いい国で、いまだに最先端だと思っている
④英語が話せる人はすごい
⑤将来のビジョンに日本での生活しかない(日本しか見ていない)


 などを感じました。もちろんベースが違うので、言い訳はいくらでもできるのですが、逆に言うと、これらの5つに関して自分は特に『変えなきゃヤバイ』と感じました。もちろん自分自身についても多く含みます。
 ③などは私は絶対だと思って生きてきたし、日本は最先端国として進んでいると言うことに疑いようがなかったです。しかし、外に出てみると、『おや?』と思うことが多くあり、途上国の方が整っている?と思うところもありました。正直に言うと、世界の色々な状況を知るまで、私自身が東南アジアやアフリカと言う国を下に見ていたんだと思います。(言い方悪いけど、言葉で伝えるのは難しいですが、感覚として、少なからずそうでした)←反省。しかし、効率性や幸福度などを含めて考えた結果。日本はどこか違う方向へ進み始めている、むしろ進み始めた入り口が見えなくなっているほど、つまりは引き返せないところに来ている気がしてなりません。つまりは大きく方向修正をしない限りはこの違和感を抱いたままずーっと大人になり、いつかは日本と言う国を去らなくては自分を保てなくなるかもしれません。
 口で言うことはいくらでもできるので、まずは国の状況、経済、歴史、などなど勉強を頑張ろうと思います。そして知りたい欲求があるので、今が自分でもチャンスかなと思っています。