Villafranca Montes de Oca→Burgos
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次に日にはマドリッドからの飛行機があるので、今日中になんとしてでもブルゴスに到着して、明日の昼にバスでマドリッドへ行くという予定を立てていた。
ブルゴスまでは36kmだが、なんとか自分の足で歩きたいと思っていた。
7:05に出発。ほぼほぼ最後だったと思う。スタートして40分間はとにかく登りで、結構きつかった。途中の鬼坂で記憶が戻ってきて、視覚的鬼坂と再開。
Agesという町からAtapuercaへは下りで、またそこから結構きつい登りだった。ここは3年前のちょうど誕生日に歩いたところなのでよく覚えていた。足場が悪く、石がいっぱいで足の裏のマメがじわじわ広がるのを感じていた。昨日からマメの気配があったのだが、まだ水ぶくれになっておらず、処理できなかったので、今日は割と早い段階でマメの痛みというか違和感を感じていた。それがかなりの坂によって確実に痛みに変わっていった。
Atapuercaからの下りで一昨日グラニョンのアルベルゲにきていた日本人と一緒になって話ながらブルゴスを目指した。
しかーーーし、ブルゴスに入ってからはとにかくアスファルトの一本道が約10km続き、なかなか宿にたどり着かず、マメは痛み、足も痛み、影もなく、かなりきつかった。最後の数100mは本当にしんどくて、話もできなかった。
なんとか到着した時はめちゃくちゃ嬉しくて、「あー、この感じ」と限界への挑戦の感覚を懐かしく思った。巡礼路で噂になっていた日本人の81才の現役弁護士のおじいちゃんとも会えた。
ルーマニア人のアナマリアとも再会できて、一緒に過ごした。
アルベルゲはAlbergue Municipal Casa del Cuboで、ブルゴス大聖堂の目と鼻の先にあるとても清潔感のあるところだ。ここも三年ぶりで、入り口ホールでバースデイソングを歌ってもらったことを思い出した。
ここで今年の巡礼は終了である。歩きからのボランティアからの歩き。思ったことはまた絶対にボランティアも巡礼もしたいということ。またスペイン語に磨きをかけて戻ってくるね。Ciao!