DAY51

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Santiago de Compostela→Negreira 22km

 朝みんなと涙のお別れをした。クリスたちはゆっくりしてから出発するということだったので9:00に1人で出発した。久々の一人歩きはとても寂しく、皆んなで歩いた20日間を思い出しては幸せだったなぁと物思いにふけった。

 一日ずれれば会うことのない人たちと巡り会い、ラッキーなことに良い仲間となり、打ち解けることができた。ほとんどの時間を共有した。
 それと同時の最初の20日間を思い出し、なんだかこの一連の歩きとは思えないほど遠い昔のことのような気がした。昨日コンポステーラで涙が出たのだが、本当は泣かないと思っていた。それは自分の中にはバルセロナからフィニステラまでの横断という目標があったからで、巡礼というのはあくまでもその中の通過点だと思っていた。しかし巡礼はいつしか仲間との歩きであり、コンポステーラはその仲間たちとのゴールになっていた。その重みは一緒に過ごすほどに大きくなっており、それが終わることはすごく寂しかった。それと同時にまだまだここからだ、あと少し気を抜かずに頑張ろうと強く思えた。そんなことを色々と考えて1人歩いた。

 予想以上の上りであったが早めにNegreiraに到着した。町の入り口にあるインフォメーションでは新しいデザインのクレデンシャルをもらうことができる。

NegreiraからFisterraやMuxiaへの距離や町がわかりやすい!!

 そこで宿情報をもらいMunicipalのアルベルゲへと向かったがすでに満室だった。町の通信力離れていたので1.5kmを引き返すことになった。往復で3km。。。途中でアレッシアとも再会し合流したので別のアルベルゲに一緒にチェックインした。アレッシアはイタリア人で1人が好きな女性である。物静かで小さいが力強く歩く感じが印象的である。これまでにも何回か一緒に歩いたことがあった。クリス含む他の4人が18:00に到着した。どちらかというと巡礼は終わりでカミーゴは解散と思っていたので、あとは自分で横断しなくてはという気持ちでいたので一緒になるとは思っていなかった。しかし、また再会して皆んなでワイワイやるのは楽しかった。夕食はサラが作ってくれた。スーパーでガラナを見つけバルセロナ依頼のガラナにがぶつく。一番好きなコカコーラを超えるかもしれない、、、ガラナ愛。