DAY26

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Los Arcos→Logrono 27km

 早起きをして朝食取らずに6:00に出発した。まだ暗く巡礼矢印が見えないが、人もちらほらいるのでとりあえずついていく。所々で懐中電灯のあかりも見える。みんな朝早いなぁと感心した。自分の懐中電灯をバックパックから出すこともせず、何だか完全に他人任せぶりが増長している様に感じた。そしてそれがめちゃくちゃ心地いいからしょうがない。

いい感じに階段になっている。人の目があるので登りたい欲望を抑えられた。

 肩はこの3日でまた慣れてきたが足が痛い。毎日の様に痛くなる部位が変わり、今日は太ももの付け根が痛かった。膝、かかと、桃の付け根、全て左足だった。かばい合いの負のスパイラルだ。

building stones

 多くの町を抜け10:00にVIANAに到着した。教会へ行き食べ物を買って町の終わりの方で静かに休憩をとる。フランス人の道に入ってからは食材もすぐに手に入るのでその都度買えるのだが、最初の20日の癖が抜けずに、なぜかストック分まで必要以上に買ってしまい重くなっていた。(以前と変わらないのだが。)食べ物がなくなる不安はカロリーを消費し続ける自分にとっては命取りである。食の呪いは怖い!笑 安心だとわかっていても予備が欲しい。

concha

 そこからはオラと何度も再会し最後の30ふんは一緒に歩いた。途中の道端ではプリエスト(牧師)っぽい人が色々お祈りグッズを売っていた。

12:30にログローニョの教会併設のアルベルゲに到着した。そ こにはすでに巡礼者の列ができており、18人限定であったが無事入れた。

lined bags

 荷物の重さに嫌気がさしていたのでいらないものを整理して郵便局へと行った。巡礼のゴールであるサンチャゴデコンポステーラの街に荷物を送ると最長1ヶ月荷物を預かってくれる。箱代も含めて€15(箱代€3)で3.4kg送ることができた。え、もっと送れよって?!12kgになったもののまだ重いが、何がその当時の自分にとって必要だったのかはよくわからない。

at post office

 街散策に置いて教会巡りと合わせてメルカト巡りが本当に楽しくて、特に食品コーナーを練り歩いて貴重なその日の一食を選び抜く感じがたまらない。最近は飲むヨーグルトで食べ物は果物、野菜、チョコ、麺類という感じで順番巡って食べたいものがやってくる。
 正直、新しい町に到着して一番楽しみにしているのはスーパーマーケット(メルカト)へ行くことだ。
 食べることは生きること!!

ピンチョス
ピンチョス。あぁ、お洒落な食べ物。。。

 夜はコミュニティディナーをいただき、21:15から泊まっている巡礼者全員で併設の教会へ行き、巡礼の目的などを発表し合っていた。途中で泣き出す人もいて、シリアスな会になった。スペイン語とイタリア語だったので内容はわからず、途中は眠気をこらえるのに必死だった。

dinner
おんぶにだっこ。何も準備せずに美味しいディナーをいただく。もちろん片付けに参加!!

church at night
狭く暗い裏ルートを通って夜の教会に入りました。