DAY25

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Estella→Los Arcos 22km

　寄付箱にお金を入れて６：５０にエレオノーラと出発した。

誰かと一緒に朝出発したのはベン先生以来１２日ぶり2回目。

　Iracheの町ではワインと水の両方が出てくる補給所があり、飲める人は満面の笑みがボトルに注いでいる。何だか羨ましかったけれども、少しでも飲んでしまうとおそらく歩けなくなるので自分は横目に隣の水でボトルを満たす。

ワイン好きはたまらないだろうなぁぁぁ。コーラが出てくるところないかな。

　エレオノーラとは一緒に出発したがずっと一緒にいるわけではなく追いついたり追い越したりとお互いのペースで歩いていった。途中でアリスンと再開し、一緒に歩いた。

マリッシオが撮ってくれた写真。誰かと歩くと荷物の大きさが目立つ！！

メキシコ出身のマリッシオを紹介してくれた。彼は陽気で常に人のためを思って行動している人だった。英語がペラペラでイギリス出身のアリスンが聞いてもネイティブと間違うほどだった。マリッシオは博学で話も面白く常に全体を見回している声かけの天才だと思った。そしてこの時から彼はいつも自分を呼ぶ時「SAKIーSAKIーSAKIーーー！！！」と3回呼ぶ。それはいまだにメッセージのやり取りでも変わらない。

　途中で足の甲の痛みを感じた。おそらくかかとにかかっていた負担が今度は甲にかかっている様であった。途中でエレオノーラに追いつき目的のアルベルゲが同じだったので一緒に向かった。

日本では絶対に見ない光景。

　１２：００過ぎにLos Arcosに到着し、自慢のタコパスタをエレオノーラに振る舞う。この際イタリア人ということは置いといて。笑　この時は美味しいと食べてくれたがのちにイタリア人の食のこだわりを思い知ることになる。

町の教会も忘れずに訪問。これは何だか違う感じ。周りが黒っぽいのでマリアがより際立っている。

　その後もポーランド人のオラやアリスンと合流し、色々な人と話がたくさんできた。前まではありえなかった再会の連続でテンションが上がりっぱなしであった。アイシングは嫌いだが、歩けなくなる方が嫌なので続けた。話しながらのアイシングだったら時間もあっという間だった。

この宿にはこんな脱水機が。でも最後までこれはパンをのばすやつだと疑っていた。