DAY14

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Huesca→Bolea 23.5km

 昨夜は暑く、さらには足の痒みでなかなか寝付けなかった。おそらく昨日の下山途中に草がボウボウのところがあったので、そこで足首から膝までの両外側が草負けしたのだと思う。クールダウンのために何度か外に出た。
 起床時は7:00を過ぎており急いで朝食をとり準備をして7:50分に出発した。昨夜オスピタレロが説明してくれた通りに街を抜けてN-330に向かったが、→がなかったので気になっていた。オスピタレロが言っていたので間違うはずがないと思っていたので進んだが、やはり不安になったので途中ですれ違ったおじちゃんに道を聞くとこちらは違うと言われ、オフライン地図を頼りに少し戻ってから別の道を見つけ正しい道へと近づいて行った。

 不思議の国のアリスの森のような道路を抜けてミル畑も抜けると、ため池のような湖の前で巡礼路に合流した。

 そこからは道が悪く草がボウボウと生えていた。昨日にことがあったので今日はアンダータイツを履いていたので助かった。

 9:30にようやくChimillasへ到着。なぜかこんなとこに?ってくらい色々なところにベンチが置いてある。10分程休憩。

ベンチっていいね。勝手にwelcomeされている感じ。

 スタートして農道に入ると左右両方をさした→があった。事前に分岐があるという情報を得ており、その方は右に進んだと聞いていたので左に進むことにした。その後分岐が合流することも知っていたので。はじめこそは良かったが途中から獣道のようになり、畑のすみを通ったり膝上まである草むらの中を進んだりした。バカ(←ひっついてくる実みたいなやつ)もたくさん付いてくる。もし短パンのみだったら絶対に無理だった。今日アンダータイツをチョイスした自分ナイス!
 10:45頃おそらく2つの道が繋がったかなと思しき場所に出た。右の道を行くべきだったかなと思ったが、それは左右の道両方に行った者にしかわからないことである。右はもっと大変だったかもしれないと思うことにした。

カラカラで土も固い。

 土はカラカラに乾いており、赤いレンガのような石が散りばめられていた。10分程で前方が開け遠くに見えていた山が一気に近くに感じられた。

 屋敷のような城(Castejon de Beca)を通り12:05に廃墟のような城(Castillo Anzona)を過ぎ、丘の周りを回り込むように進むと前方の丘の上にBOLEAが見えてきた。

教会の存在感がすごい。

 BERBEGALを思い出させる景色であり、つまりは登り坂。街に入る直前ではやはり坂がきついのでPlお得意の後ろ歩きをした。Plaza Mayorから真っ直ぐに行ったBar Casa Rufinoで受付をして鍵を借り、歩いて5分ほどのところにあるスポーツ場併設のボロいアルベルゲに到着したのは13:45であった。

ここでアルベルゲの鍵を借りて支払いをする。

コートから建物に入って行く!

 荷物の重さによる肩の痛みには慣れてきたのだが、足のマメやふくらはぎが痛い。早めに処理をしても歩行中に新しいマメが出来、途中では衛生的にもハサミで切って水を抜くことは控え流ようにしているので我慢するしかない。疲労もあってかシャワーを浴びる前に眠りに落ち、起きてシャワーを浴びたのは17:30頃だった。そのあとは恒例の町散策に。丘の下から見たときでさえ存在感が抜群だったIglesia de Santa Maria La Mayorは入場料(€2.5)がかかったので今回は入らず周りを歩いて高台からの景色を堪能した。

 もう1つの広場の横の教会にも行って見たが閉まっていた。Casa Rufinohへ行き、コーラを注文してからWiFiを使ってのんびりした。20:00を過ぎた頃急に風が強くなってきていきなりの土砂降りでる。結局雨が止むまでバルにいて、帰ったのは20:45。コーラ2杯(€3)で2時間もバルに滞在してしまった。

おじいちゃん達の溜まり場になっていた。

今日も貸切。部屋は良かったが台所やシャワーは清掃が行き届いていない。