スペイン巡礼 ボランティア 5日目

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 7:00には皆出発しており、昨夜は15人だけとあり、掃除する階も4階のみだったので掃除が非常に早く済んだ。
 ちなみに、最近の私は、スペイン人二人が見ればわかる状況をいちいち聞いてくることに少々苛立っていた。。。これも文化の違いなのか?と思いつつも、いちいち、本当にいちいち「さき、これはやった?ならした方がいいよね?なら今からやるね」と言う風に、見ればわかることをわざわざ聞いてきて、今からやることを言ってくる。本当にめんどくさいと思う自分がいた。だって、やることは毎日同じなのに。。。落ち着けと言い聞かす。そのくせ、こちらが夕食の準備等で聞くと、君がボスだと言ってきて、こちらが考えてやると文句(と言うか、そうしないで方がいいとか、あっちの方がいいとか)を言ってくる。あ〜、無理だ。これはスペイン人どうこうと言うのではなく、この人と合わないんだと途中で思ってきたので、思うようにさせようと思った。ただところどころ自分中心で巡礼者はその次なので、そこはカバーをしなきゃと思った。
 ただ、自分も成長しているのだなと感じた部分でもあった。昔ならこんな風には行かなかったと思う。きっと成長と共に丸くなってきたんだな〜と40代の二人を横目に見る。。。
 言い方が少々ひどくなったが、彼らはいい人たちである、ただ、本当に子供っぽいところは最後まで変わらなかったし、多分自分の考えは間違っていないと思う。これは国民性で片付けるのではなく、絶対にパーソナリティの違い。だって、自分が3年前巡礼した時にスペイン人2人を含め30日間ほぼ一緒だったけど、彼らは落ち着いていた。こちらのおじさんたちは落ち着きがない。

 今日はロシア人の巡礼者がいたのでロシア語を習った。ありがとう(スパシーバ)しか知らなかったので。メモしながら習った。ありがとうだけでも全世界の国の公用語をマスターしたいといつも思う。やはり自分の言葉でお礼を言ってもらえると嬉しい。
 ちなみに外国人はありがとうと言う時、ほとんどの人が手を合わせる。他のアジア文化が混じったのか、まぁ、日本でもしないことはないけど、よく考えたら日本人はありがとう(特にごちそうさま)やごめんと言う時に手を合わせたりするな〜とふと思った。合掌は万能である。

町の端っこにあるプールBAR。

卓球台もあっていい感じ。これが€2.5!!

 スペインに来て、田舎に来て、つくづく思うのが小さい町でもみんながコミュニケーションをとる場がたくさんあって、みんなが当たり前にそこに出向いてくるということである。もちろんここはお年寄りが多いし、仕事もしてない分時間があるからかもしれないけど、それはこの町で働いている人も同じで、!!仕事!!ってよりかはおしゃべりして、楽しくやっている印象が強い。
 なんかいいよねこういうの。