スペイン横断〜きっかけの英語〜
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前回のお話で、最低でも英語で自己紹介ができるようにしておこうと少し偉そうなことを言ってしまったので、巡礼あるある英会話をつらつらと書き並べてみようと思います。
英語ができなくても巡礼はできる。ただ、英語が少しできると巡礼が何倍も楽しくなる。
翻訳アプリも紹介していますので、こちらの記事も参照ください。
スペイン巡礼に役立つアプリ6選
https://zakionblog.com/%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%b7%a1%e7%a4%bc%e3%81%ab%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a4%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%ef%bc%96%e9%81%b8/
誰と会話をするにも
①誰?
②どこからきたの?
③どこから歩いているの?
④コンポステーラまで歩くの?
さらに
⑤学生?仕事は何してるの?
この5つは順不同だとしてもお互いによくする情報交換でした。
ではサラッとバージョンとコテコテバージョンを
【初めて出会った2人の英会話 巡礼ver.】と題してやってみます。
Ver.1
【シチュエーション:追い越す際に少し疲れて見えた彼に話かけてみた】
SAKI:Hola!(オラ)Are you OK??
(大丈夫?)
疲れた彼:Yes, I'm OK. I'm tired.
(大丈夫、でも疲れたよ)
SAKI : Where did you start walking today?
(今日はどこから歩いているの?)
疲れた彼:Logrono.
(ログローニョだよ)
SAKI : To where are you going to walk today?
(どこまで歩くの?)
疲れた彼:Not sure.
(まだわかんない)
SAKI : I will go to Najera. I may see you later. Buen Camino!!
(私はナヘラまで行くよ。あとで会うかもね。良い巡礼を!
結局彼が何人だったのか名前は何と言うのかもわからない会話でしたが、少し話すことで例えばあとで宿で会った時に大丈夫だったー?と聞き返したり、次の日に会った時などに話しかけやすくなります。相性とかもありますよね。印象悪ければもう話かけないし、友達になりたいなと思えば様子をみてまた話しかければいいですね。
ちなみに黄色い下線部はスペイン語です。定番とも言えるのはBuenCamino!(ブエンカミーノ)と言う言葉です。お互い励ますように巡礼者同士で言ったり、地元の人が言ってくれたりと色々ですが、良い巡礼を!と言う意味です。巡礼路では誰もが呪文のように口にしています。もれなく口にしましょう!!!!
Ver.2
【シチュエーション:宿でご飯を食べていたら前の席に人が座ったので話しかけてみた】
SAKI:Hi, how was your walk today?
(今日のカミーノどうだった?)
座った人:It was OK. but I got many blisters.
(大丈夫だったよ。でもマメがたくさんできた。)
SAKI:wooooooo. Actually, I have them too.
(うぅぅぅぅ、でも実は私も!)
座った人:It's painful, isn't it?
(痛いよね。)
SAKI:Yeah. ..... ow, I'm SAKI from Japan. and you??
(うん、いた〜い。 あ、日本人のサキです。あなたは?)
座った人:I'm Eleonora.
(エレオノーラだよ)
SAKI : Where are you from?
(どこ出身?)
Eleonora: I'm from Italy.
(イタリアだよ)
SAKI:Where is in Italy? and Where did you start walking?
(イタリアのどこ? どこから歩いてるの?)
Eleonora: I'm from Milan. and I started walking from Saint Jean Pied de Port in France.
(ミラノだよ。フランスのサンジャンから。)
SAKI:So, how many days you walked so far......?
(ってことは今日は何日め?)
Ele : It's 10th.
(10だよ)
SAKI:Are you going to walk to Santiago?
(ゴールのサンチャゴまで行くの?)
Ele : Yes. and you?
(行くよ。サキは?)
SAKI: Yes. I hope so. What made you walk Camino?
(うん、行けるといいな。 何でカミーノ歩いてるの?)
と言う感じで話が広がっていきます。おそらくこのパターンは巡礼中に何十回とこなすと思います。最初さえ話かけてしまえば、話すことは色々あるので英語に自信がなくてもトライしてみましょう。スペイン人やイタリア人でも英語が苦手な人はたくさんいます。相手を理解しようとする気持ちが大事です。それだけです。
実は苦戦したものの中に人の名前があります。自分は一緒に歩く仲間の名前(マリッシオ)がなかなか覚えられなくて、何度も聞いてしまい、しまいには手に書きました。※ペンやメモはいりますね。荷物に追加〜