スペイン巡礼 リアル準備編➀

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 今回は二度目の巡礼地へ、オスピタレロとして行ってきます。
つまり、巡礼宿でのボランティアをしにスペインへいきます。今回は巡礼をする人たちを少しでも支える側へ回って巡礼に関わります。
 ですので、ちょっと巡礼の準備とは異なる点が多いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
 フランス人の道を歩く人はとりあえず『Saint-Jean-Pied-de-Port(サンジャンピエドポー)に行けばわかるさ』な感じであまり細かく気にしなくても流れに乗れると思います。スタート地点でフランス人の道に関する行程表(ルートが書いてあるもの)の目安みたいな紙、宿一覧表がもらえ、クレデンシャルの購入もできるので問題はないと思います。
 旅の荷物が足りなくても2〜3日後に到着するであろうpamplona(パンプローナ)と言う比較的大きい街でなんでも揃うので心配はいりません。ピレネーを越えるだけの靴と防寒着があれば大丈夫です。
 横断を考えている人はそうは行かないのでこちらを参考にプランを立ててください。
スペイン横断の全ルートhttps://zakionblog.com/%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%a8%aa%e6%96%ad%e3%80%9c%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%a8%e5%ae%bf%e3%80%9c/


 話は2018年の夏にさかのぼります。巡礼のオスピタレロを長らく希望しており、2018年6月にオーストラリアから帰国したタイミングで巡礼仲間でオスピタレロの経験者に連絡先を聞き、直接スペインのカミーノ協会の方に連絡をとりました。すると丁寧にスペイン語と英語で返信がきました。(やり取りは全てスペイン語と英語です。自分はスペイン語は書けないので英語で返信していました。)

 つまり、遅すぎたんですね。ですので2018年は諦めました。2019年の夏に休みが取れる仕事をしないと行けませんが。。。運よく、自分の計画を実行できるような講師の話をいただいたので、その話を受けてから改めて日程をオーガナイズしました。2019年の1月に情報をくれる、というようなことだったので今年の1月に早速メールをしたところ、色々な情報をいただき、日程を確定させて、4月にようやく場所と日程が確定しました。
 オスピタレロはほとんどがスペイン人であとは近隣諸国の方が多いみたいで、事前に研修会があるようです。自分の場合は遠いので免除していただきましたが、スペイン語を少し話せるようになることは何度も念を押されました。ボランティアとはいえ、スペインの田舎町で生活を送るわけなので巡礼者以外にも地域の方とのコミュニケーションが必須になってきます。スペイン語の本も購入し、たまに授業中の英語単語の発音がスペイン語訛りになりながらも頑張っております。普段はアメリカンアクセントの英語ですがたまにバリバリのカタカナ英語に近いスペイン語訛りがフワッと出てきて赤面します。
 実は南アメリカを旅していた時はメキシコのグアナファトで3週間ほど語学学校に通ってから拙いスペイン語をフルに駆使して5ヶ月間旅をしていたので、ベロベロの初心者ではないですが、本当に旅に必要なものだけを今でも覚えています。動詞の活用とかは正直、、、諦めモードです。とにかく話すことをメインとしています。(余談ですが、スペイン語を学んでわかったことは英語がいかに簡単な言語かということです。さすが共通語なだけあると感じずにはいられません。Viva 英語!!)話が少し長くなりましたが、そうして夏に向けて準備をはじめました。

次回は日本からスペインへのフライトチケット購入に関して。